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ウキフカセ釣りは面白い! ①『棒ウキ編』

   


第一回目はウキフカセ釣りには欠かせないウキの話題です。

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サケ・カラフトマスを釣る方法はいくつかあります。
主に北オホーツク・枝幸・紋別周辺で多く見られる『ウキフカセ釣り』ですが、4~5年前からメール等でフカセ釣りについてや、棒ウキについてのお問い合わせが多くなりました。
そんな事もあり、以前から今回のようなコンテンツを作ってみようと考えていたのですが、なかなか作業は進まず・・・
今年は体調の事や諸事情で比較的時間があり、思い出したかのようにコンテンツを作ってみることにしました。

更新間隔は不定期で、簡単ではありますがシリーズで続く予定です。
シリーズでって・・・見てくれる人がいればの話ですが(笑)
釣り仲間とよく話題になる基本的な事や主観の部分が大筋となり、長年フカセ釣りをされている方には物足りない内容かも知れません。
第一回目となる今回はフカセ釣りには不可欠なウキの話、特に『棒ウキ』についてを書いていきたいと思います。

協力:フィッシング松崎

長さも色も様々の棒ウキ

長さも色も様々の棒ウキ

ウキにも色んな種類があります。それぞれのメリット・デメリットは?

フカセ釣り用のウキと言えば、円錐ウキ(玉ウキ・ドングリウキ)を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
本州でのチヌ釣りなどではメジャーなウキですね。
今回メインで紹介する棒ウキでも固定式と誘導式とがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。
では、それぞれの特徴を簡単に見て行きましょう。

それぞれ特徴がある

それぞれ特徴がある

 

円錐ウキのメリットとデメリット

ウキフカセ釣り用のウキといえば、このウキを思い浮かべる人も多いスタンダード的な存在で万能に思えますが、サケやカラフトマスで使うとなるとちょっと様子が変わってきます。
円錐ウキは磯釣りなど比較的波やウネリのある釣り場に向いており、形状的に飛距離も出やすく、遠投時には大きさにもよりますが比較的に視認性が高いウキだと言えるかもしれません。
また、その形状は浮力もあり、波や流れには強く、荒れた天候の場面でも視認性が高いウキと言えます。
コンパクトで扱いやすいのですが、サケ・カラフトマス釣りにおいてはその浮力が故に、サケの繊細な前アタリを見逃したり、仕掛けをくわえた魚が妙な浮力に違和感を感じて口から放してしまう可能性が高く、そういう面でサケ・カラフトマスでは不利とも言えます。

棒ウキ(誘導式・移動式)のメリット・デメリット

棒ウキと言っても種類があり、誘導式と固定式がありますが、誘導式の話になります。
誘導式とは、ラインにウキを固定せずにフリーな状態にし、道糸に小さく付けたウキ止めを付ける事で棚を調整します。
移動式の最大の特徴は、ウキを固定しない事で遠投が効き、深い棚を狙いたい場合にでも比較的容易に遠投ができます。
固定式のウキで深い棚を探る場合には非常に投げづらく、なかなか遠投が出来ません。
その点は非常に優れているのが誘導式ですが、道糸の抵抗で狙いたい棚までしっかりと沈んでくれなかったり、常に糸ふけに気を配ったりと上級者向けになってきます。

棒ウキ(固定式)のメリット・デメリット

棒ウキ(固定式)となると、遠投にもコツが必要となり、ついついフルスイングしてしまいがちで、その際に餌が取れて残念な気分になる事もしばしば。
また、誘導式の棒ウキにも当てはまりますが波やうねりに非常に弱く、さらには風にも弱い面もあって、そういった場面の釣りでは慣れていないとアタリを逃してしまいがちです。
ただし、一般的に売られている長くて太い棒ウキでは浮力も大きくて海面に出る部分も長く視認性は高いのですが、浮力が高いが故に感度が悪く僅かなアタリを見逃してしまう事もあり得ます。
そこで、ウキの浮力を敢えて殺し、感度に特化して作られたのが下の画像の棒ウキです。

海面に出る部分が少ないが、感度が良い

海面に出る部分が少ないが、感度が良い

黒い部分が大半?何故このスタイル?

このウキ、近年本当に良く見かけるようになりました。
なぜこのウキが広まったのか、それには諸説ありますが旭川の釣り具店の社長が10数年程前からオリジナルを作成し、バンバン釣ってしまうのを見た釣り人が使うようになったのが有力?

では、何故このスタイルか?実際に使ってみると、上部のピンクの部分が海面から見えるだけで、大半の黒い部分は水面下で見えません。
上記でも書いたように遠投した際の視認性は悪く、波乗りも悪いので一般的なウキの方が良いのでは?とっ思われがちですが・・・
では、なぜウキの大半が黒いのか?
それは魚から見て目立たなくする為です。
市販されているウキで真っ赤な棒ウキを見たことがありますが、あれだけ目立つと魚が警戒したり、逆にウキ自体に興味を持ったりするかもしれません。
ウキルアー等で目立つウキを使っていて、ウキをかじられた経験はありませんか?
水面に沈む部分を黒くする事によって目立たなくさせています。

感度がよいとは?

ウキはアタリが取れればなんでも良いと思っていませんか?ウキで釣果に差が出るなんてあり得ないと思う方も多いはずです。
しかも、浮力が低くて見ずらいウキがなぜそんなに良いのか?
それは視認性と浮力を犠牲にしてまで、魚の繊細な前アタリをキャッチしたいからです。
浮力を調整することで、魚が仕掛けをくわえた時に妙な違和感を感じさせない為に、最低限の浮力を保つように設計されているのです。
ウキ下部の重さを微妙に調整する事で感度を調整しています。

参考までに前アタリとは、完全にウキが沈む前にポヨポヨとした微妙なアタリの事を指します。(サケ等の大きな魚であってもアタリは非常に小さな場合がある)
ポヨポヨアタリはウキルアーで言うところの、ルアーをつっつくようなコツコツしたアタリのことで、グーンと重くなる瞬間がウキが沈んだ時ですね。

このウキの感度の良さはサケ釣り中盤~後半にかけて非常に重要となります。
シーズン初めの9月頃はいきなりズボーっとウキが沈む事が多く、よそ見している間にウキが沈んでいて焦ったなんて経験も良くあります。
これが、シーズン中盤~後半ともなると、アタリが小さくウキが数センチしか沈まないなんて事も多くなる。
これでは浮力が大きく感度の悪いウキでは折角のチャンスを気がつかないまま終わらせてしまう事となります。
ここが感度が良いウキが重要だとい事につながります。

※アタリについての詳しい話は第三回目で予定しています。

色や重さ長さも様々。場所によって使い分ける工夫も。

この辺はあまり重要とは言えないが、混雑する場所ではどうしても似たような色のウキが水面に並ぶ事となります。
自分のウキがどれなのか分からなくなった・・・なんて経験をする人も多いのではないでしょうか?
そうなると、天候や海の濁り具合に応じて使えるように、数種類の色を用意したほうが良いかもしれません。
また、長さや、重さも様々です。
狙う場所によって使い分ける事もお勧めします。
たとえば、斜路の際狙いや岸壁直下狙いでは軽めで短めのウキの方が扱いやすいかもしれません。
また、遠投をしたい時や、後方に壁があり足場が狭く投げづらい場所では、重たいウキを使えばある程度飛せるようにもなります。
最近では自分でオリジナルのウキを作る人も多くなってきました。
ウキを作れる人にお願いして、自分好みのウキを作ってもらうのも良いですね。

最後に・・・

さて、第一回目の『棒ウキ編」ですが、いかがでしたか?
細かい事まで書くとキリがないので第一回目はここで終わりにいたします。
更新時期は未定ですが、次回は『タコベイトと仕掛け』についてを更新予定です。

念の為に申し上げておきますが、今回取り上げた例は主観となる部分が大筋で、釣り方や仕掛け、道具等は人それぞれだと思います。
あくまでも参考としてご覧いただければ幸いです。
また、記述の間違いや、それは違うだろ?等のご指摘があればドンドンコメントしていただきたいと思います。
第一回目を最後まで読んでいただきありがとうございました。


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